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DATE: CATEGORY:平成19年度
第1問

外国人に公務就任権が保障されているか否かを、外国人の人権享有主体性の有無や国民主権原理との関係について地方参政権の保障の有無と比較しながら、論理的に論じることができるかどうかを問うものである


* 毎年「論理的に」論じることが求められている。
 今年「論理的」かどうかが試せるポイントは2点。

 第1は、外国人の人権享有主体性で立てた規範との整合性。
前にもこのブログで触れたと思うが、外国人に人権享有主体性がある理由として「人権の前国家的性格」と書いている答案で、前国家的権利ではない公務就任権や参政権についてなんの断りもなく保障されると書いてしまうと、非論理的だと思う。
 こういう「前に書いたこととの論理的整合性」というのはしょっちゅう試されていて、平成15年憲法第1問では、14条後段列挙事由について厳格な基準にする理由と男性を差別する場合の違憲審査基準の論理的整合性が問われていた。ここで、男性が不利益を受けているのに女性が差別される場合と同じ基準を使っている答案が低く評価されている。
 「自分で書いたこととつながっていない」というパターンは試験委員が好んで使う「予備校丸暗記型」受験生をふるい落とすツールとなっている気がする。
 本問もこの類型に入っている気がするが、どうだろうか。


 第2に、公務就任権と参政権の比較で整合的であるか。
 受験生的に難しいと感じるのは「違憲審査基準を立ててあてはめるパターンに乗せるか、基準を立てないで論じるか」だと思う。
 自分は、どちらでも良い(どうでもよい)と思う。なぜなら、「どう論じるか」というスタイルの問題は、試験委員にとって配点の対象ではないから。
 ちなみに自分は、基準を立てないで論じた。
 ①参政権は保障されない〈判例〉のでそもそも基準論に至らない
 ②前国家的でないため「保障される」といいづらい
 というのが理由。
 ちなみに公務就任権については、「民間類似であるため職業選択の自由の性格が濃く前国家的なものでり、外国人にも性質上保障が及ぶ」と書いた〈はず〉。

 


 う~む 長くなりましたねえ。
 文章を簡潔に書けないというのは致命的欠陥ですな。
 
 こういうのをあと11問書くのはきついか。
 
 この記事もそのうち消すかもです。
 
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テーマ : 司法試験・資格試験・語学試験 - ジャンル : 学問・文化・芸術

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